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「香り」と健康について

今回は「香り」と健康についてのお話です。

「香り」(例えば柔軟剤や芳香剤など)は、シーンに合わせて使うことで、気持ちをリラックスさせたり、周囲を心地よくさせる効果があります。しかし、香りの好みは人それぞれ異なるので、自分はよい香りだと思っていても他の人にとっては不快なこともあります。
最近、「香害」が話題になっています。これは合成洗剤や柔軟剤などに含まれている成分が頭痛や吐き気、めまい、咳、呼吸困難などの症状を引き起こすというものです。香りや消臭効果の持続時間を長くさせたり、いろいろな香りの商品が増えています。例えば香り(あるいは消臭)の成分をプラスチック製のマイクロカプセルに閉じ込め、そのカプセルが弾けることで香り(消臭)が続くのです。その他、擦ると香りのする絵本など、私たちは化学物質を無意識のうちに取り込んでいます。
この化学物質に対して、過敏な人がいます。この場合、頭痛や吐き気などの症状だけでなく、生命の危険に及ぶこともあります。自分が洗濯や香りの成分を使わないように気を付けていても、学校や職場の人たちが無意識に使用している柔軟剤やハンドクリーム、香水などによって具合が悪くなり、社会生活に影響が出てしまうことがあるのです。

つまり、「香り」は人それぞれに好みが違う、香りの成分によって健康に害を及ぼすことがある、ということです。「香り」をたのしむときにも周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

これから暑い時期には汗のニオイが気になりますよね。ニオイも気になりますが、汗をかいたら水分補給を!熱中症にくれぐれもご注意ください。

*参考資料 明日の医療を考える月間保団連 March 2022 3 No1366

【石川医院通信 2022年7月・8月号より】

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