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「ゲーム障害」という病気をご存知ですか

「ゲーム障害」という病気をご存知でしょうか?
スマートフォンやパソコンで提供されるゲームに熱中して、勉強や仕事が手につかず健康まで損なってしまう依存症です。
患者の多くは未成年のことが多いのですが、乳幼児にも影響を及ぼします。例えば、ぐずっている赤ちゃんに子育てアプリの画面ばかり見せていると赤ちゃんの育ちを歪める可能性があります。乳幼児期は視力が発達する重要な時期です。テレビやDVD、特にスマホやタブレットなどの小さな平面画面を見る時間が長いと視力の発達を妨げます。日本の子供たちの視力はテレビやゲーム機の普及のあと急速に悪化しています。
ゲーム障害を引き起こす前に、まずは家庭でできる予防策を行いましょう。

家庭でできる予防策(ここでは主に乳幼児を対象とする)

・2歳までは、テレビ、DVD,スマホのアプリなどの視聴を控えましょう。
・授乳中、食事中のテレビ、DVD、スマホアプリの視聴はやめましょう。
・全てのメディア(テレビ、DVD、電子ゲーム、スマートフォン、タブレット等)へ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えましょう。
・子供部屋にはテレビ、DVDプレイヤーなどを置かないようにしましょう。
・保護者と子供でメディアを上手に利用するルールを作りましょう。

予防策だけでなく、豊かな時間を過ごすことが大切です。
例えば、授乳時は赤ちゃんと目と目を合わせ語りかけることで赤ちゃんの安心感と親子の愛着が育まれます。絵本の読み聞かせは親子が共に育つ大切な時間です。散歩や外遊びなどで一緒に過ごすことは子供の体力、運動脳力、そして五感や共感力を育みます。
スマホに子守りをさせるのではなく、ぜひ親子で豊かな時間を過ごして下さい。

参考資料:日本小児科医会
株式会社こまど社「季刊こまど」NO.66

【石川医院通信 2021年5月・6月号より】

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