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生活習慣病を改善する食生活のポイント

今年の健康診断はもう受けられましたか?結果はいかがでしたか?
今回は血圧や尿酸、コレステロールの値が高いと言われた方へ食生活のポイントについてお話します。
生活習慣病を改善するうえで基本となるのは、標準体重に近づけそれを維持することです。
そのために、摂取総エネルギー(カロリー)を抑え、大食い、早食い、不規則な食事などの肥満を招くような食習慣にならないように注意し、バランスの良い内容の食事を心がけましょう。昨今メディアで取り沙汰されている、極端な食事療法(炭水化物を摂らないなど)は、生活習慣病のリスクを増大させることにつながりかねません。

血圧が高いと言われた方

  • 1. 薄味の食生活に。2015年4月1日より、厚生労働省は、日本人のナトリウム(食塩相当量)の目標値を男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満としました。調理するうえで、だしや酸味を活用したり、スパイスや香味野菜、果物等で味にアクセントをつけるなどの工夫をしましょう。
  • 2. カリウムを多く含む食材(リンゴやバナナ、ほうれん草、かぶ、ブロッコリーなど)には、体内で不要になった水分や塩分を腎臓から排出させる働きがあります。(ただし、持病がある方は、カリウムの制限が必要になる場合もありますので医師にご相談ください。)

尿酸値が高いと言われた方

  • 1. プリン体を多く含む食品の摂り過ぎに注意。1日のプリン体摂取量を400mgまでにしましょう。因みにプリン体が極めて多い鶏レバー80gにはプリン体249,8mgが含まれています。
  • 2. アルコール飲料の飲み過ぎに気を付け、水分を摂りましょう。アルコールは体内で尿酸が作られるのを促進させます。尿酸の排泄を増やすために、水やお茶を十分に摂りましょう。

コレステロール値が高いと言われた方

  • 1. 脂質や甘いものの摂り過ぎに注意。脂質を多く含む食品を避け、ゆでる、蒸すなど調理法も工夫しましょう。
  • 2. 食物繊維を多く含む食品を摂りましょう。食物繊維にはコレステロールを体外に排泄する働きがあります。

改善できるところから取り組み、生活習慣病や合併症を予防しましょう。
*参考文献 高尿酸血症・痛風のガイドライン第2版(日本痛風・核酸代謝学会)

【石川医院通信 2016年9月・10月号より】

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