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春 − 心と体が疲れてしまった時には −

新しい学校、新しいクラス、新しい先生、新しい職場、新しい人間関係…。
これまでの生活と変わって、なにか新しいことがスタートすることも多い季節です。新しい環境に出会うと、私たちは、その環境に合わせようとがんばります。
慣れないうちは、自分でも気づかないところで、緊張していたり、不安を抱えているものです。

特に、新しいことが苦手なお子さんにとっては、環境の変化は大きなストレスとなりますが、同時に、大事な成長のチャンスでもあります。
お子さんが、新しい環境に慣れよう・順応しようと、一生懸命頑張っている様子がみられたら、是非ほめてあげてください。
環境に慣れようと頑張っている時には、それほどストレスを感じていなくても、連休などのきっかけで、張りつめていた糸が切れたように一気にストレスが出て、心や体の不調につながることがあります。

心の不調…ぼーっとする、すぐにイライラする、何もやる気がしない、学校や仕事に行きたくない、人に会いたくない、など。

体の不調…朝の目覚めがよくない、眠れない、疲れやすい、食欲がない、頭がいたい、お腹が痛い、吐き気がする、体がだるい、など。

お子さんの場合、チックが出る、どもる、登園/登校時に大泣きする、赤ちゃん返りする、かんしゃくが増える、家族にやつあたりする、など、行動によるサインが見られることもあります。
基本的には、できるだけ規則正しい生活を心がけ、適度に体を動かし、十分な休息をとることが大事です。
お子さんに対しては、よく話を聞いてあげる、たくさんスキンシップをとる、一緒に遊んであげる、などの対応で様子を見守っていただくといいと思います。

多くの場合はそれほど深刻なものではなく、一過性のものですが、なかには、ストレスなどの心理的要因ではなく、低血圧などの内科疾患が関係していたり、体力が追いついていかないなど体質が関係していることもあります。
不調が長引くようであれば、院長先生にひとこと相談してみてください。

【石川医院通信 2016年3月・4月号より】

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