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耳より情報

運動療法について

皆さんは、今年の健診(検診)を、もう受けましたか?
結果をみて、「運動をしなくては・・・」と思っている方も多いと思います。
運動は、心臓・肺・筋肉の機能を強化するほか、肥満を改善し、血糖や血圧を正常値にする効果があり、メタボリックシンドロームの改善にも役立ちます。しかし、肥満の程度や病気の種類によっては、運動の効果が期待できないばかりか危険を伴うこともあるので注意が必要です。

高血圧症: 高血圧の治療中だったり、血圧が正常範囲でも他に病気があって通院中な方は、まず「かかりつけ医」に相談してください。
注) 治療をしていなくても、運動前には必ず血圧をはかり、正常血圧よりも高い場合には、無理な運動をしないようにしましょう。
糖尿病: 糖尿病で、網膜症や眼底出血、腎機能異常、心臓や肺の合併症がある場合に、運動を禁止することが多くなります。また、治療薬によっては運動の種類を制限しますので、かかりつけ医と相談してください。
肥満: 肥満の程度によって、運動の種類に制限があります。@BMI 25以上の場合には、まず心臓を含む病気がないかどうか健診などでチェックしてもらってから、最初は短時間の軽い運動で始めます。ABMI 30以上で、これまで運動していなかった人は、運動以外の方法(食事制限など)で体重を落としてから、運動を開始するようにしましょう。

体調が良いかどうかを確認。胸部痛などの痛み、動悸・息切れ・めまいなど気になる症状があるときは、すぐに運動を中止しましょう。
関節痛などは、原因によっては運動を続けられることもあるので、医師に相談してください。
自己流の運動は、ケガなど事故の原因になります。医師や、スポーツのトレーナーなど専門家に相談するようにしましょう。

*参考文献  日本医師会 日常診療のための運動指導と生活指導ABC(平成22年)

【石川医院通信 2015年11月・12月号より】

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