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最近話題の病気について正しい知識を持ちましょう

最近ニュースなどで話題になっている中東呼吸器症候群(MERS)や、デング熱、エボラ出血熱などの病気について正しい知識を持ち、感染しないようにしましょう。

[中東呼吸器症候群(MERS)]
MERSコロナウイルスを原因とする感染症です。主症状は38℃以上の発熱と咳、息切れなどの呼吸器症状で、下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。WHOによると、主な感染源はウイルスに感染した動物や、適切な処理をしていない食べ物、そして人間とされています。季節性インフルエンザのように次々に人から人へ感染することはありませんが、家族間や、医療従事者と患者間などの濃厚接触者間での感染は報告されています。38℃以上の発熱および咳などの呼吸器症状(軽い場合も含む)があって、症状が出る前の14日以内に、@対象地域(厚労省のホームページ参照)にいた人、AMERSと診断された人と接触した人、Bラクダの乳を飲むなどのラクダとの濃厚接触がある人、は医療機関を直接受診せず、最寄りの保健所に電話で相談してください。
(夜間・休日は「ひまわり」電話03-5272-0303)

[デング熱]
ウイルスを保有した蚊を介して感染する病気で、人から人へ直接の感染はしません。蚊に刺されて3〜7日ほどで突然の高熱、頭痛、発疹や関節痛などがあらわれます。海外旅行や国内でデング熱が流行している時に症状が出たら、かかりつけ医に相談してください。デング熱にはワクチンがなく最大の予防は、蚊に刺されないことです。日頃から生活環境で蚊の発生しそうな場所(庭の鉢植えの皿、水たまりなど)を掃除して蚊幼虫の発生源を作らないようにしましょう。

[エボラ出血熱]
エボラウイルスに感染し症状が出ている患者の体液(血液、分泌物、吐物、排泄物)に直接触れた際に、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。流行地域はアフリカに限定されていることから、現時点では国内で発生するリスクは低いと考えられています。しかし、国内で患者が発生する可能性もゼロではありません。過去1か月以内にギニア及びシエラレオネから帰国した人で発熱のある人は、直接医療機関を受診せず、最寄りの保健所に相談してください。
(夜間・休日は「ひまわり」電話03-5272-0303)

(いずれも平成27年6月現在)

出典:厚生労働省ホームページ FORTH感染症情報、日医ニュース 健康ぷらざ No.438

【石川医院通信 2015年7月・8月号より】

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