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健康食品やサプリメントの話

ほとんどの人が知っている健康食品やサプリメントという言葉ですが、実はその用語に行政的な定義はありません。一般に、健康食品とは「健康の保持増進に資する食品全般」をいい、サプリメントとは「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」が該当すると考えられています。

健康食品やサプリメントといった用語以外にも、栄養補助食品、健康補助食品、機能性食品、保健機能食品、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品、特別用途食品など、さまざまな名称の食品があります。それらは、国が制度を創設して機能などの表示を許可しているものと、それ以外のものに分類できます。いわゆる健康食品とは行政的な言い方であり、国が保健効果や健康効果などの表示を許可していない製品(一般食品)をさしています。

健康食品で最も配慮されていることは、医薬品との違いです。私たちが口から摂取するもののうち、医薬品(医薬部外品を含めて)以外のものは全て食品に該当し、食品に対して医薬品のような身体の構造や機能に影響する表示をすることは、原則として認められていません。

健康で日々を過ごすためには、まずは、十分な睡眠や栄養バランスの良い三度の食事など、規則正しい生活が欠かせません。

健康食品を利用されている人は、受診した際、必ずその商品名などを伝えてください。思わぬ不調の原因が健康食品だった、ということもありえます。何か気になる症状があれば、気軽にかかりつけ医に相談してください。

出典:厚生労働省「健康食品」のホームページ、消費者庁 機能性表示食品に関する情報、日医ニュース「健康ぷらざ  421」

【石川医院通信 2015年5月・6月号より】

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