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けいれん(ひきつけ)について

子どもは高熱の出初めにけいれん(ひきつけ)を起こすことがあります。急に高い熱が出て、目の前で手足をガタガタさせたり、目の動きがおかしくなったりしたら、見ている人はとてもびっくりして、あわててしまうでしょう。

しかし、ほとんどのけいれんは、薬を使ったり、何の処置もしなくてもほんの1〜2分で自然に止まります。ですから子どもがけいれんを起こした時は、まずあわてないこと。そして次のようなことに注意して対応して下さい。

  1. 口の中に指や箸などは入れない
  2. 大声で呼びかけたり、体を揺すったりして刺激を与えない
  3. 服を緩め、ピンなどの危ないものは取り外す
  4. 吐いた時は顔を横に向け、吐いた物がのどに詰まらないようにする
  5. どのようなけいれんがどのくらい続いたか、時間を計る

けいれんが止まったら(かかりつけの)病院に電話して、医師の指示に従ってください。5〜10分けいれんが続いたり、10分以内でも嘔吐したり、チアノーゼ(唇が紫色になる)などの症状がある場合はすぐに救急車を呼んでください。

けいれんがすぐに止まっても、初めてのけいれんだった場合や、反応が鈍い場合、意識が戻らない場合はすぐに医師に相談してください。大丈夫なように思えても、24時間以内にけいれんを繰り返す時には救急受診が必要です。

熱性けいれんは生後半年くらいから起きやすく、一度けいれんを起こした子どもの約半数はまたけいれんを起こすことがあります。けいれんの再発予防については、かかりつけの医師と相談しておきましょう。

一度けいれんを起こした子どもさんは、薬の処方を慎重にしますので、必ず受診の際に医師に伝えましょう。けいれん後の予防接種はかかりつけの医師とご相談下さい。

【参考文献】

  • 『お母さんに伝えたい子どもの病気ホームケアガイド』日本外来小児科学会編著 第4版 医歯薬出版
  • 『小児科へ行こう』山本淳・小林晴美著 主婦と生活社

【石川医院通信 2013年9月・10月号より】

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