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石川医院通信より

院長から

少し前に参加した研修会で、在宅ワークで情報機器を使用する時や、スマホ利用時の健康障害についての講習を受けました。演題の1つが、日本人間工学会が2020年に発行した「タブレット・スマートフォンなどを用いて在宅ワーク/在宅学習を行う際に実践したい7つの人間工学ヒント」でした。その中のいくつかをご紹介してみます。7つ全てを知りたい方、詳細を確認したい方は、以下のQRコードからアクセスして原文を読んでみてください。

  • 1)情報機器(コンピュータ、タブレットなど)を使用する場合には、「作業20分毎」に「小休止を20秒とり」、「20フィート(約6メートル)先を見る」という「20-20-20ルール」を実践してみませんか?応用例として、「20分毎に20秒目を閉じて目を休めることも有益」とされています。また、仕事内容を意図的に分散して1日中画面を見ることがないよう工夫すると良いそうです。
    (眼精疲労や姿勢拘束を和らげることが目的です)
  • 2)スマホを使うときは、前傾しないよう首をまっすぐにして、スマホを持つ手を上にあげ視距離が40p程度になるようにします。その際に反対の手でスマホを持つ手を支えると楽です。要は、前かがみにならないようにすることで、首や肩への負担を減らすということです。
  • 3)情報機器を使用する際には、座った姿勢と立った姿勢を交互に繰り返すのが良いそうです。「立った姿勢」とは、スタンディングデスクに情報機器を置いて、自分が立った状態で作業をすることです。座ったままの姿勢を長く続けること、つまり身体不活動は非伝染性疾患(生活習慣病など)の要因になるそうです。「座り姿勢10分、立ち姿勢5分」は生産性を上げる・・とか、「20分間の座位+2分間のアクティブレスト」は2型糖尿病発症のリスクを下げる・・という研究もあるそうです。
  • 4)その他、講師の先生の説明では、在宅ワークは1週間に3日以内が望ましいとのことでした。また、タブレットやスマホに文字を入力するときは、人間工学キーボードを使う方がよいという示唆もありました。
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「タブレット・スマートフォンなどを用いて在宅ワーク/在宅学習を行う際に実践したい7つの人間工学ヒント」
発行者:一般社団法人日本人間工学会
発行日:2020年6月23日

【石川医院通信 2023年1月・2月号より】

冬は、インフルエンザが流行しやすい季節です。今年は、それに加えて新型コロナウイルス感染症も同時流行するのではないか・・といわれています。
いずれも予防は一緒で、「手洗い」、「うがい」、「マスクの着用」そして、「人混みを避けること」です。皆さん、元気でクリスマスやお正月をお迎えください!!

【石川医院通信 2022年11月・12月号より】

7月中旬に、小児科領域の研修会に出席しました。
今回は、この研修会で気付いたことを書いてみようと思います。

image体罰によらない子育て

「しつけのために子どもに体罰を与えることに肯定的な人」は、2018年の調査で6割程度に達しています。でも、2020年4月から児童福祉法等改正法が施行され、「親や児童福祉施設の施設長が児童のしつけに際して体罰を加えてはならない」と明記されました。「いうことをきかない子」にはどう対応したらよいか?厚労省のパンフレットを見つけました(右のQRコード)。NHKでも、子育てについて、シリーズの番組をやっています。参考にされたらどうでしょうか?
この他に、個性として育てにくい子どもさんもいます。そのような場合には、かかりつけの小児科に相談してみてください。

imageネット・ゲーム依存

ネットやゲームへの依存は、社会問題になっています。ゲームをする時間などをコントロールできない病態は「ゲーム症」という正式病名になっています。それでは、ネットやゲームに依存している状態かどうかは、どうやって決めるのでしょうか?

久里浜医療センターが開発した「インターネット依存度テスト」をご紹介しましょう。(右のQRコード)
ネットやゲームに没頭する時間が長くなると、運動不足で骨がもろくなったり、睡眠障害や引きこもりなどの問題が生じたりします。社会的には、遅刻や欠席・欠勤、学業成績や仕事のパフォーマンスの低下、これを注意した家族への暴言や暴力が問題視されています。また、課金が必要なサイトにのめり込むことで多額の借金をする人がいることも知られています。

ゲームやネットをやめさせることはできるのでしょうか?
理想は「やめること」ですが、なかなかうまくいきません。現実的には「減らすこと」ではないでしょうか?暇な時間があるとネットやゲームに走りやすいとされています。子どもさんならば、部活や塾、スポーツ教室やお稽古など、日常のスケジュールを組むことでネットやゲームへの依存を減らすことも考えてみてください。
どうにもならなかったら・・、専門家に相談しましょう。

こどもが楽しく食事をするために

ここでは、子どもの食事について述べてみます。

皆さんの中に、「給食を全部食べ終わるまで教室に残された」経験のある方はいませんか?実は、このような強要をすることで食べることがトラウマになり、食べられなくなることがあるのです。なので、最近は文科省も給食完食を要求しないよう指導しています。家庭でも「イヤイヤながらの食事」にならないような工夫をしてみてはどうでしょうか?

食べたことのないもの(食わず嫌い)は、まず「その食べ物を知ってもらう」ことから始め、「触れてみる」、「少量食べてみる」と進むことを推奨しています。また、苦手なものを他の食材と混ぜてわからなくする場合でも「これには〇〇が入っている」と事前に話しておくことが大事です。本人に伝えずに、わからないように混ぜて食べさせたことに子どもが気付くと、おとなを信用しなくなってしまうからです。

最後に、食事中に長々とお説教をするのはやめましょう。食事中は楽しい話題にするよう心掛けていただけたら・・と思います。

【石川医院通信 2022年9月・10月号より】

7月になると、夏本番で熱くなるのではないか・・と心配しています。
熱中症にならないよう、気をつけてください。今年は、6月にそれほど暑くなかったので、暑さに慣れていない人が多いと思います。気温が高い時間帯には、できれば外出を控えてください。温度計をみながら、こまめにエアコンの温度調整をするのがよいでしょう。脱水にならないよう、水分を積極的にとりましょう。

話は変わりますが、今、南半球でインフルエンザが猛威を振るっています。
このことと、直近の2年間、日本国内でインフルエンザの流行がなかったことから、今年の冬はインフルエンザが日本でも大流行するのではないか・・という予測がでています。これに限らず、世界では新たな感染症の流行もみられており、余談を許しません。屋内や交通機関を利用する時や、屋外でも密集している際には、マスクをするなど、引き続き感染症予防にご配慮ください。

*インフルエンザの予防接種は、今のところ10月1日に開始予定です。

【石川医院通信 2022年7月・8月号より】

image4月中旬から、暑くなってきましたね・・・。
急に気温が上がるときは、体が慣れていないので熱中症になりやすくなります。それほど気温が高くなくても、そして室内でも熱中症になるので、注意が必要です。「大して暑くない」と思う時でも、温度計を身近において室温など確認するようにしてください。

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また、「マスク熱中症も注意が必要です。外にいる時は、人混みを避けて短時間マスクをは水分をとってください。
特に2歳未満のこどもさんのマスク着用には、注意が必要です。小さい子どもさんは、口呼吸になります。
おとなが常に状況を見守るようにしましょう。
(日本小児科学会HPから)

【石川医院通信 2022年5月・6月号より】

新型コロナウイルス感染症も3年目に突入、4月には進学・進級・就職・職場での異動など、自分のみならず周囲も含めて変化が多い時期です。
このため、体調を崩しやすい時期でもあります。
毎日の生活を規則正しく保ち、食事の内容はバランスよく、そして屋外での散歩など、運動も心がけてください。
併せて、手洗い、うがい、そして3密を避けた行動に留意して、健康で元気な毎日を過ごすことができますよう、祈念しております。

【石川医院通信 2022年3月・4月号より】

新年を迎えました。皆さまへのお願いは、「手洗い、うがい」の励行です。
この原稿を書いている12月中旬は、新型コロナウイルス感染症も季節性インフルエンザも、日本国内では流行していません。でも・・、一寸先は闇!!
油断しないようにしてください。

もう1つのお願いは、「毎年、健診を受けましょう!!」ということです。 35歳以上の方は、勤務先や板橋区などの健診を受けることができます。では、それ以下の若者は、健診の必要がないのでしょうか?
15〜39歳の思春期・若年成人に相当する世代はAYA(adolescent and young adult)世代と呼ばれます。この世代は他の世代に比べて医療機関を受診することが少ないのですが、小児に好発する癌と成人に好発する癌のいずれも発症し、しかも他の世代に比べて肉腫の発症が多いとされています。また、AYA世代は他の世代の癌患者さんとは違う治療特性を持っていることが知られていて、治療が困難なことも多く有ります。
社会的には、男女ともに多忙を極める年齢ですが、是非、年1回の健診は受けるようにしてください。

【石川医院通信 2022年1月・2月号より】

夏の暑さが遠のき、秋の味覚が店頭に並ぶようになりました。
皆さま、お変わりないでしょうか?

この原稿を書いている10月中旬は、新型コロナウイルス感染症が縮小傾向でホッと一息ついていますが、いつ第6波がくるかわかりません。皆様へのお願いは、インフルエンザワクチンの接種です。幸い、2020年―2021年の冬はインフルエンザの流行がありませんでした。このことから、インフルエンザに対する免疫を持つ人が少ないと推測されます。マスク着用、手洗い、うがい、手指消毒、三密の回避などは、全ての感染症に有効です。こちらも継続していただき、楽しいクリスマスやお正月を迎えてください。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種については、行政の準備が始まりました。当院でも、予約などの手順が決まりましたら院内掲示やホームページでご案内いたします。

【石川医院通信 2021年11月・12月号より】

今年の夏は、蒸し暑かったですね・・。雨も多く、例年とは違いました。さて、秋や冬はどうでしょう?
気候が変動するときは、体調を崩しやすくなります。疲労は大敵です。やりたいことが沢山あっても無理をせず、体を休めながら行動してください。
冬に向けて、インフルエンザの予防接種を受けましょう。
ツインデミック(新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行)を避けるためにもインフルエンザの予防接種は大事です。昨年は、予防接種・手洗いやうがいの励行でインフルエンザの流行を阻止できました。
今年も、皆さまのご協力で感染症の流行を阻止したいと思います。
(予防接種は、治療中の病気や体質によってできない場合があります。)

【石川医院通信 2021年9月・10月号より】

夏の暑い時期になりました。皆さま、いかがお過ごしですか?
コロナ禍2度目の夏になり、ストレスがかかる生活も長くなりました。
子どもも、おとなも、気持ちに余裕がなくなります。おとな同士は、相手の気持ちになって、一言、声をかけあうことでトラブルを避けることができます。子どもは、自分の気持ちをじょうずに伝えることができないので、おとなが声をかけて、話を聞いてあげるようにしてください。子どもは子どもなりの、我慢の生活が続いていますので・・・。

熱中症にならないよう日常生活に注意し、新型コロナウイルス感染症にかからない&うつさないよう配慮して、この夏を乗り切りたいと思っています。

【石川医院通信 2021年7月・8月号より】

新型コロナウイルス感染症で日常生活が一変してから、もう1年以上が過ぎました。皆さまの生活も、いろいろな制約があって、大変だと思います。家に閉じこもったままでいると、運動不足になってしまいます。運動不足は、骨粗鬆症の原因になったり、感染症にかかりやすくなったりします。
お天気の良い日には、散歩などをするよう心がけてみてください。

【石川医院通信 2021年5月・6月号より】

(1)マイナンバーカードによる保険資格確認が始まりますが、これまでどおり保険証や医療証を持参して受診してください。(当院ではマイナンバーカード認証の機器類がまだ準備できていません。準備でき次第、院内に掲示しホームページに掲載します。)
(2)今後も、マイナンバーカードの保険資格認証は必須ではなく、これまでの保険証や医療証のまま受診できます。
(3)昨年の1月からCOVID-19の国内での流行が長引き、おとなも子どももストレスが多くなりました。
*テレビやネットのコロナ報道は、ニュースなど短時間の視聴にとどめましょう。
*日常、子どもさんの話を聞いてあげるよう心がけましょう。
*おとなもストレスがたまります。屋外での軽い運動など、ストレス発散してみてください。
*ストレスは一人で抱え込まないで、相談窓口を利用しましょう。

【石川医院通信 2021年3月・4月号より】

新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、室内にいる時間が長くなっていませんか?
以下のイラストは、高齢者に多いロコモーティブシンドローム(運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態)予防のための体操ですが、若い人も子どもさんも足腰鍛錬のためにやってみてください。左はスクワット、真ん中はつま先立ち運動(カーフレイズ)、右は大腿部の引き上げ運動です。各運動とも1セット10回で、できるようになったらセット数や1日の回数を増やしてみてください。

【石川医院通信 2021年1月・2月号より】

新型コロナウイルス感染症者の新規発生が、続いています。一方で、毎年流行している新型コロナウイルス感染症以外の感染症の患者さんが、全国的に極端に少なくなっています。これは、「手洗いやうがい」が徹底されていることも一因だろうと言われています。

さて、例年ですと、晩秋から冬季はインフルエンザが流行します。今年は、医療崩壊を防ぐためにも、できるだけインフルエンザの流行を抑えたい・・というのが、医療界の共通の認識です。インフルエンザの予防接種は、10月1日から開始予定です。当院では、待合室が密になるのを避けるために、事前予約(完全予約制)で実施しますので、早めの予約をお願いします。

(発熱などの症状がある方は、事前に電話連絡のうえ、ご来院いただきますようお願いいたします。)

【石川医院通信 2020年9月・10月号より】

新型コロナウイルス感染症は、6月中旬現在で日本から消えていなことから、なんとなく落ち着かない毎日になっています。
石川医院では、日常の診療をこれまでと少し変えました。


  • @ 熱のある患者さまは、事前に電話連絡をいただいてから受診していただいています
  • A 院内に手指消毒をおくなど、患者さまにもご利用いただけるようにしてあります
  • B 待合室などの天窓や窓を開けて換気に努めています
  • C 診察台・心電図台などには不織布を敷いて、使うたびに交換しています

そして本年の区民健診や各種予防接種(冬季のインフルエンザ予防接種を含む)も予約で承ります。例年とは異なりますので、ご注意ください。ご不明点は、職員にお尋ねください。
3歳以上の方は、
できるだけマスク着用で受診いただければ幸いです。皆さまにご不便をおかけしますが、ご容赦ください。
また、お気づきの点は遠慮なく職員にお申し出ください。

【石川医院通信 2020年7月・8月号より】

1月下旬から、新型コロナウイルス感染症の情報が日本中を駆け巡っています。SNSが発達して、トイレットペーパー不足に代表されるデマ情報も広まりました。私も、自宅にトイレットペーパーが無くなりそうになりました。結局、店頭に品物が出てくるようになって、買えましたが・・。働いている人は買い物ができる時間にも制約がありますから、困りますよね・・。
今冬は、手洗いうがいを皆さんが徹底したからか、ワクチンが功を奏したからなのか、インフルエンザの流行が例年になく小さかったです。ワクチンによる予防と、日常生活の注意が大事ということを痛感しました。

さて、新型コロナウイルスは、正式名称をSARS-CoV-2というそうです。
COVID19 というのは、Coronavirus Disease 2019 の略とのことでした。
2019年に確認されたコロナウイルスによる病気というような意味でしょうか?

【石川医院通信 2020年5月・6月号より】

今回は、花粉症対策、マスクの着用方法などについてです。
本年1月22日付で気象庁が発表した、「すぎ花粉飛び始め情報」によると、東京では2月10日頃という予報でした。しかし・・・、花粉症の原因はスギだけではありません。樹木ではハンノキ属、スギ、ヒノキ科が有名、草本ではイネ科、ブタクサ属、ヨモギ属などがよく知られていますが、飛散時期はさまざまです。
石川医院では、1月下旬から花粉症を訴える患者さんが受診し始めています。
気象庁の1月22日付、「今年の花粉症飛散状況」予報では、関東地方では例年よりも少な目とのことでした。ただ、アレルギーの反応は、必ずしもアレルゲンの量によらないので、毎年花粉症がひどい人は今年も治療をきちんとすること、そして日常生活に注意を払うようにしてください。

>>詳しく見る(耳より情報へ)

【石川医院通信 2020年3月・4月号より】

最近、医療界で話題になっているものの1つに、コンタクトレンズがあります。
小学生でもカラーコンタクトレンズを装着しているのを見かけますが、お勧めしません。眼科の医師によると、粗悪なカラーコンタクトレンズが多いこと、眼球を傷つけることが多く、将来、高齢になってから白内障の手術をする・・などの必要が生じても、手術がしにくいそうです。
青壮年では、職場でめがねを禁止しているところがあると聞きました。コンタクトレンズを推奨するようですが、その理由が「見かけだけ」だとすれば大問題です。
コンタクトレンズは、人体にとって「異物」であるという認識が大事ですね・・。

【石川医院通信 2020年1月・2月号より】

今年は、例年になく天候が不安定になりました。皆さまは、いかがお過ごしですか?

インフルエンザも季節外れの流行が見られます。9月初旬から区内で流行が始まりました。「手洗い・うがい」の励行、不要な人込みへの外出を控える・・など、例年の注意を思い出してください。

最近、アレルギーの研修会に行ってきました。保育園・幼稚園・学校では、食物アレルギー・喘息・アレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎で配慮が必要な場合には、「アレルギー疾患生活管理指導表」を提出することになっています。書類をかかりつけ医に作成してもらい、園や学校に提出するようにしてください。
アレルギーに限らず、薬を服用する際の注意も聞いてきました。最近、ジェネリック医薬品が注目されています。先発品と呼ばれるものと主要な成分は同じでも、添加物やコーティング剤などが異なります。このため、先発品では薬の副作用がなくても、体質によってはジェネリックに変更することで副作用がでることがあるそうです。ジェネリックに変更することで、副作用と思われる症状がでるようでしたら、かかりつけ医に相談するようにしてください。

【石川医院通信 2019年11月・12月号より】

今回は、「ことばの発達」についてです。小さい子の「ことばの発達」にはさまざまな要素が関係しています。まだ赤ちゃんの間は、「安心感」が大事です。泣いていたら、忙しくても「すぐ行くね〜」と優しく声かけしてあげてください。基本的な安心感が「ことば」につながります。少し大きくなったら、子どもが注意を向けているものに周囲の人も関心を持ってあげてください。共通の興味が持てる・・と思う事で、ことばが出てきます。子どもと一緒にいる時には、会話を楽しんだり一緒に遊んであげることも「ことばの発達」に役立つといわれています。
そして大事なのは、「ことばの遅れ」が心配なときは一人で悩まないで、かかりつけ医に相談することです。

【石川医院通信 2019年9月・10月号より】

未来の日本は、「超」高齢化社会になると云われています。健康で、しかも元気で齢(よわい)を重ねることは素晴らしいことですが、では、どうすればよいのか・・・、春の学会シーズンに少々勉強してきました。
1) 週3日以上の定期的な運動(週1日では効果がない)、2)急激な体重の変動は逆効果(減量と体重増加を繰り返すことはよくない、少しでも減量したら維持することが大事)、3)タバコを吸わない(喫煙している人は今からでも遅くない!禁煙を!!)、4)定期的に健診(検診)をうける(病気の早期発見など)、そして私から一言、5)バランスのよい食事と規則正しい生活を心がける、です。

【石川医院通信 2019年7月・8月号より】

初夏を迎え、暑い季節になります。体調を崩すのは、気候が変動時期です。
気温の変化や、天候の変化にからだが慣れていないので、高温でなくても熱中症になったり、脱水症状を起こします。近年、室内で熱中症を起こして死亡する例が多く、消防庁も注意を呼びかけています。室内でじっとしていると、室温の上昇に気づかないことが多いのです。特に、高齢者や乳幼児がいる家庭では、きめ細かい配慮に心がけてください。
外出の際には、こまめに水分補給をしましょう。気温が35度以上になったら、屋外やエアコンのない室内での運動はしないでください。子どもさんの運動については、おとなが率先して運動の可否を管理するようにしましょう。

【石川医院通信 2019年5月・6月号より】

卒業や新入学、進級、就職などの季節になりました。自分のことではなくても、なんとなく慌しいものです。このような時期には、普段とは違う生活になることから、体調を崩すことも多くなります。体を休めるよう、心がけてください。
子どもさんでは、登校や登園を嫌がったりすることもあります。左の公認心理師のコメントにもありますが、ただ怒るのではなく、できるだけ話しを聞いてあげてください。おとなでは気がつかないことが、原因のこともあります。
また、おとなの場合には、本人が気づかないことが原因で気がしずむことがあります。ちょっとした買い物、プチ旅行など気分転換できるようなことを考えてもよいと思います。

【石川医院通信 2019年3月・4月号より】

新年を迎えて、皆様、いかがお過ごしでしょか?
厳寒の季節、乾燥が進むとインフルエンザなどのウイルス感染症が流行するようになります。手洗い・うがいを励行し、暴飲暴食を避け、睡眠不足にならないよう注意して元気に毎日をすごしてください。
さて、話は変わりますが、糖尿病の管理方法の考え方が、最近変わりました。
現在糖尿病を治療している方で高齢者の場合には、年齢や認知症の度合い、運動能力低下の状況などを考慮するようになったのです。少子高齢化社会に向かって、糖尿病に限らず、他の病気についても高齢者の治療・管理方法が変わってきています。ご家族や友人が何らかの病気の治療をうけている場合は、医師が個別に治療方法を考えている・・・と認識してください

【石川医院通信 2019年1月・2月号より】

いよいよ冬本番になりますね・・。ありきたりのことですが、「手洗い、うがい」を心がけましょう。また、乾燥してきますから、加湿(部屋に洗濯物を干すことでも十分加湿できます)に心がけてください。ひどい風邪をひいた時、高熱があるときは、無理に学校や職場に行かないようにしてください。病状が悪くなるだけでなく、周囲の人にうつしてしまうので・・・。
対処に困るときは、医師にご相談ください。

【石川医院通信 2018年11月・12月号より】

梅雨になりました。これから9月頃までは、食中毒を含む胃腸炎が問題になります。

*麦茶などの飲み物を、自宅で作って飲む習慣がある人は、冷蔵庫に保管するようにしましょう。また、何時作ったかわかるようにレッテルを貼るなどして、短時間で飲みきるようにしましょう(甘いものは早く腐ります)。

*余った食べ物を、冷蔵庫にとっておいて、後で食べるのは無駄にならないように思いますが、胃腸炎の原因になります。気をつけましょう!

最近、食物アレルギーの治療などが話題になっています。テレビなどでも報道されたのでご存知の方は多いと思います。特に乳児では、口の周りや手などの湿疹を積極的にケアして、手の皮膚から食物などの成分が吸収するのを防ぐことで、重篤な食物アレルギーの症状を起こさないようにしようとしています。日常のスキンケアに留意してください・・ね。

【石川医院通信 2018年7月・8月号より】

4月は、学校や会社が新年度を迎える時期ですね。しかし、環境が変化するために精神的、体力的についていけなくなる子どもさんもいます。ご自分の子どもさんにそのような様子が見られたら、お気軽に医師にご相談ください。
さて、最近、行政からのお知らせを読んでいたら、SMS(携帯電話同士で電話番号をあて先にしたメールのやりとり)や、SNS(ツィッターやフェイスブックなど)で届いたメールの広告を信じて通販で物を買ったり、SNSで知り合った顔も知らない人の勧めで無料体験に行ったら、高価な商品を買うよう強要された・・などのトラブルの相談があるそうです。このようなトラブルは、スマホ世代の若い方に多いそうですから、皆さん、気をつけてください。ちなみに、相談先は板橋区消費者センター(03-3962-3511)や、消費者ホットライン(電話番号は局番なしの188)だそうです。

【石川医院通信 2018年5月・6月号より】

2月中旬にはインフルエンザの流行が下火になりました。しかし、胃腸炎など他の感染症がボツボツみられます。「うがい」、「手洗い」は、病気の流行と関係なく行なうようにしてください。
さて、当院では「ものわすれ相談」を行なっています。完全予約制で、事前に家族やご本人に書いてきていただくアンケートがあります(ご本人が書けない場合は不要です)。詳しくは、窓口でお尋ねください。
新しい年度を迎えるにあたり、子どもさんについて不安なことがありましたら、こちらもご相談に応じております。

【石川医院通信 2018年3月・4月号より】

年末年始、皆さま、どのようにお過ごしでしょうか?
毎年のことですが、乾燥が著しくなりました。インフルエンザなどの病気は、乾燥しているときに伝染しやすくなります。「部屋を加湿する」ことは大事です。
部屋に湿ったタオルなどを干すことで、加湿することができます。加湿器を使うときは、加湿器のフィルターなどの掃除をコマメにしてください。

また、寝不足や疲労・ストレスも病気の引き金になります。寝る時間、休憩する時間を作ることで、病気にかかるリスクを少なくできます。無理をしないように、心がけてください。

平成30年が、皆さまにとって良い年でありますようお祈りいたします。

【石川医院通信 2018年1月・2月号より】

寒くなってきました。風邪の予防に、手洗い・うがいはもちろんのこと、不用意に人ごみには入らないようにしてください。

さて、最近、ジェネリック医薬品についての問い合わせが多くなりました。

ジェネリック医薬品の中でも、「オーソライズドジェネリック」といわれるものは、製造方法が先発品と同じなので、安心して使えるといわれています。すべての薬品に「オーソライズドジェネリック」があるわけではありません。わからなかったら、薬剤師に「オーソライズドジェネリック」があるかどうか、尋ねてみてはいかがでしょうか?

【石川医院通信 2017年11月・12月号より】

最近気づいたことを2つほど・・・

  • ① 骨粗鬆症検診の結果、骨密度が低下している方に、「年をとると骨密度が良くなるなどということはありませんよね?」と尋ねられることがあります。私の回答は、「日常生活の改善でよくなります!」です。私自身、12〜13年ほど前は骨密度が低かったのですが、ランニングを始めて数年で骨密度が上昇し、今では人間ドックの検査担当者がびっくりするほど高くなっています。ちなみに、水泳はメタボ改善の運動としては意味がありますが、水の浮力で骨密度は低下してしまいます。水泳をする人は、一緒に陸トレなどをするようにしてください(運動は、肺活量の上昇にも役立ちます)。
  • ② 「物忘れがひどくなった」、「認知症かしら?」と心配になったら、家に閉じこもらずに、地域のイベントに参加したり、買い物の際の合計金額に暗算にトライしてみてください。刺激が少なくなると認知症は進行します。逆に、仕事をするなど日常活動している方は、いつまでも頭脳明晰です。自分だけでなく、周囲の方にも声をかけてみてください。

【石川医院通信 2017年9月・10月号より】

梅雨→夏の暑さ・・で、食品も腐りやすくなります。冷蔵庫を過信しないでください。自宅で作る飲み物は24時間以上たったら捨てるようにしましょう。
熱中症も怖いですね・・・。水分補給は30分に1回程度で、白湯や麦茶、イオン飲料のように「カフェインを含まないもの」を中心にしてください。カフェインは利尿作用があるので、ますます脱水になってしまいます。緑茶、紅茶、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物は、1日1〜2杯程度にするとよいと思います。

【石川医院通信 2017年7月・8月号より】

当院では、以下を完全予約制で実施しております。

5歳児診療:板橋区医師会が主体になって実施している診療です。就学を前にして、不安なことがある満5歳のお子さんが対象です。事前に記載していただく用紙があるので、予約の際にお申し出ください。

のびのびクラブ:臨床心理士が行なう、個別の相談です。予約の前に院長の診察が必要です。

物忘れ相談:物忘れがあるが、認知症かどうかわからない・・という方の相談です。事前に、家族やご本人に書いていただく書類があります。

禁煙外来:薬を服用する方法での禁煙ですが、適応に制約があります。事前にご相談ください。

【石川医院通信 2017年5月・6月号より】

卒業、入園、入学、就職といった、人生の節目の時期を迎えます。一方で、これまでと違った生活サイクルになることでストレスが多くなり、体調を崩しやすいのもこの時期の特徴です。おとなも子どもも、4月や5月の休日に過密な予定を組まないようにしましょう。一方で、「調子が悪い」と思ったら、早めに医療機関を受診するよう心がけてください。「このくらい大丈夫」と思っていて休日に悪くなっても、休日診療ではできることに限りがあります。

環境の変化に悩んで、落ち込んだり、眠れなかったりすることもあるでしょう。そのようなときは、一人で悩まず、医療機関を受診したり、公的な相談窓口をうまく利用してください。

【石川医院通信 2017年3月・4月号より】

新しい年を迎えました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
冬休みが終わると、毎年、インフルエンザに代表される感染症が流行し始めます。毎年申し上げることですが、「映画館などの人ごみには、格別の用事がなければ行かないこと」、「手洗い、うがいをこまめにすること」、「規則正しい生活、バランスのよい食事をとること」を心がけてください。
この時期を過ぎれば、春はもう直ぐです。

【石川医院通信 2017年1月・2月号より】

寒くなりました。風邪シーズンですね・・・。毎年申し上げる注意ですが・・

  • ① 過労や寝不足、精神的な強いストレスは免疫力を弱め、インフルエンザなどにかかりやすくなります。注意しましょう!!
  • ② 基本的なことですが、帰宅したらまず玄関でコートを脱いで、家の中に病原菌を持ち込まないようにしましょう。また、帰宅したら手洗い・うがいの励行を習慣にしましょう。
  • ③ 食事のバランスが悪いと病気にかかりやすくなります。主食以外に、タンパク質や果物、乳製品など万遍なく摂るようにしましょう。食物アレルギーのある人は、代替食品を摂取するようにしましょう。
  • ④ 今年は、板橋区内で9月に小学校の学級閉鎖がありました。流行の予想はできても、ぴったり当たるとは限りません。インフルエンザの予防接種は、体調の良いときに積極的に受けるようにしてください。

【石川医院通信 2016年11月・12月号より】

最近、「健康維持」には根気が必要・・ということを認識しました。「体重を減らそう」と思っても、長続きしなければリバウンドして、以前よりも重い体重になってしまいます。「運動をしよう」と決めても、長い間には「今日は暑いからやめよう」、「寝不足だから今日は中止」などといっているうちに止めてしまうことを繰り返したりします。

一方で、慣れてしまうと「毎日の習慣」になってしまいます。私は、何となく薄味の調理になれてしまって、たまに外食をすると「塩味がきつい」と思うことが多くなりました。家庭では、調理担当が女性であることが多いので、「それとな〜く、健康に留意したメニュー」にしてしまって、家族の味覚をコントロールすることで健康管理をするのもよいかな・・・と思っています。

皆さんも試してみてください。

【石川医院通信 2016年9月・10月号より】

夏休みが近づきました。旅行やイベントの予定を考えている方も多いのではないでしょうか?そのような際には、簡単な傷の手当用品や、日常服用している薬など忘れずに持参しましょう。「転ばぬ先の杖」ということがあります。

もう1つ、夏は食品の保管にも気をつけてください。余ったものを、「冷蔵庫ならば大丈夫」といつまでも保管しておいて、食べたらひどい下痢になった・・ということを、よく聞きます。食品の保管は短時間にとどめ、「もったいない」と思わず処分するようにしてください。

そして、もし体調が悪くなったら、早めに医療機関を受診するようにしましょう!!

【石川医院通信 2016年7月・8月号より】

春〜初夏にかけて、よい気候に誘われて外出したり旅行する機会が増えます。

そのような場合に、おとなも子どもも共通して注意していただきたいことがあります。まず、自分では元気なつもりでも、意外に疲れますので、余裕のある日程を組みましょう。旅先での食事は腹八分目にして、温泉も長湯にならないよう注意してください。自宅にいるときと違って、脱水になりやすくなります。ペットボトルのお水などを持ち歩いて、チョコチョコ飲むようにしましょう。特に子どもさんや高齢者は、20〜30分に1回は水分をとるようにします。

海外旅行の場合には、感染症が問題になります。体調の悪いときには、無理せずキャンセルしてください。現地で重症化すると帰国できなくなります。現地で発熱や下痢があって、帰国時も続いているときは、念のため検疫所で申告してください。

楽しいお出かけになるよう、祈っております。

【石川医院通信 2016年5月・6月号より】

最近、特に子どもさんの「メディア漬け」が問題になっています。メディア漬けとは、テレビ・ゲーム・スマホなどに長時間触れることです。性格が暴力的になったり、学力が低下することが知られています。

1)2歳まではテレビを控えた方がよいといわれます。(米国小児科学会、日本小児科医会)
*電子ベビーシッターということばがあります。スマホで子守をするのはやめましょう。知育ソフトと称するものもありますが、音声や画像のみでの学習は効果が薄いといわれています。私も、電子カルテなどのパソコンを使う時間が長く、手書きの書類を書くときに漢字を正確に書けない時があります。

2)電子メディアは脳の働きを低下させる・・といわれています。
*平成26年度全国学力・学習状況調査(文科省)では、1日当りの携帯電話、スマートフォンなどでの通話やメール、インターネット操作の時間が長い子どもさんほど、学業成績が悪いという結果でした。
*最近出席した研修会で、「ネトゲ廃人」という文言の説明がありました。「ネットゲーム廃人」の略だそうです。本も出版されています。時間があったら読んでみてください。

【石川医院通信 2016年3月・4月号より】

新しい年になりました。気持ち新たに一歩を踏み出した方は多いと思います。
1月・2月はインフルエンザなどの感染症が流行する季節です。外出から帰宅したら、基本的なことですが手洗い・うがいをしましょう。家族で声をかけあって、お互いが健康で過ごせるよう注意してください。万が一、感染症にかかったら、周囲の人に伝染させてしまう可能性がある病気のときには、思い切って学校や職場を休むようにしましょう。早く治すことが大事です。無理をして重症になると、入院などということにもなりかねません。
生活習慣に留意し、睡眠不足にならないよう、食事もバランスがとれた内容になるよう配慮しましょう。
ご不明な点は、かかりつけ医でご相談ください。

【石川医院通信 2016年1月・2月号より】

寒くなりました。風邪シーズンですね・・・。毎年申し上げる注意ですが・・
1) 過労や寝不足、精神的な強いストレスは免疫力を弱め、インフルエンザなどにかかりやすくなります。注意しましょう!!

2)基本的なことですが、帰宅したらまず玄関でコートを脱いで、家の中に病原菌を持ち込まないようにしましょう。また、帰宅したら手洗い・うがいの励行を習慣にしましょう。

3)食事のバランスが悪いと病気にかかりやすくなります。主食以外に、タンパク質や果物、乳製品など万遍なく摂るようにしましょう。食物アレルギーのある人は、代替食品を摂取するようにしましょう。

4)インフルエンザの予防接種を積極的に受けるようにしてください。

【石川医院通信 2015年11月・12月号より】

1)当院では、火災や地震などの災害に備えて定期的な訓練を実施しています。
昼休みに行うことが多いので、患者さまが驚かれることもあるかと思います。当日は、開始前にお声をおかけします。ご了承いただければ幸いです。
また、災害時の役割分担を徹底するために、小さいクリップに「初期消火」、「通報」などと書いたクリップを、制服の襟やキャップにつけています。(役割は、職員間でローテーションします)

2)夏休みが終わりました。秋は天候が変わりやすく、気温の変化も激しくなります。
体調管理には十分に留意し、「おとな」も「こども」も無理なスケジュールを組まず、余裕を持って行動するようにしましょう。食事は規則的に、内容がかたよらないようにしてください・・・ね。

【石川医院通信 2015年9月・10月号より】

夏休みが近付きました。

1)旅行、特に海外旅行に行った時のお土産に食品を購入する際には、十分注意してください。今回は書くペースがないので、蜂蜜だけ説明します。 
(例)日本では、1歳未満の乳児に蜂蜜を与えることは禁止されています。国産の蜂蜜でも、乳児ボツリヌス症という怖い病気が起こることがあるためです。蜂蜜以外に、個人的に作った保存食なども注意が必要な場合があります。また、黒海周辺(トルコなど)の蜂蜜でグラヤノトキシン中毒という病気を発症することが知られていますが、最近はネパール産などでも同様の中毒を発症したという報告があります。

2)飛行機に長時間乗る際には、エコノミークラス症候群の予防が大事です。
*イオン飲料など、ノンカフェインの飲み物をマメに飲む。
*できれば通路側の席にして、時々立ったり歩いたりできるようにする。
*靴を脱いで足をバタバタさせる。足を下げっぱなしにしない工夫。
*足の曲げ伸ばしに同期させて呼吸する。(これは難しいかも・・)

3)梅雨時は、猛暑の夏よりも食べ物が腐りやすく、食中毒を起こしやすい・・と言われています。食品の保管に留意し、残り物はいつまでもとっておかず、思い切って捨てることも大事です。

また、暑さに慣れていないことから、夏よりも熱中症患者が多いという報告もあります。室内にじっとしていると、気温があがっていることに気づかないことがあるので、寒暖計を置いてコマメに室温を確認してください。水分を摂るよう心がけ、外出時にはマイボトルを持参して飲むようにしてください。

元気な梅雨、そして夏をすごしましょう!!

【石川医院通信 2015年7月・8月号より】

4月は天候不順で、比較的気温も低かったですが、5月に入ると暑くなりそうです。

熱中症、脱水に注意しましょう。特に気候の変わり目であるこの時期に体調を崩すことが多くなります。GWが終わると、7月下旬まで連休はありません。おとなもこどもも、無理なスケジュールをたてないようにしましょう。

健康診査の季節になりました。毎年1回は健康診査を受けましょう。かかりつけで健康診査を受けると、その人に必要な検査を追加してくれたり、治療の開始が迅速になったりとメリットがあります。

最近、「○○さんから薬を分けてもらった」という人がいます。Aさんの病状に合わせた薬が、Bさんにとっては有害な場合もあります。サプリなども同様です。薬や健康食品は、自分専用のものを使用するようにしてください。

【石川医院通信 2015年5月・6月号より】

最近、学会発表を聞いていて驚いたことがあります。それは、小児のビタミンD欠乏性くる病がこれまでより多くみられる・・ということです。

食事中のビタミンDが不足したり、日光にあたる時間が短かったりすることが原因になります。東日本大震災以後、放射能の心配などで農作物を食べるのを控えたり、屋内ばかりで遊ばせたりということが原因だったようで、成長が阻害されたり骨がもろくなったりします。

同じことは、アレルギーにおける食事制限でもいえます。特定の栄養素を長期に渡って摂取制限すると思わぬ健康障害がでますから、自己流での制限はしないようにしましょう。こどもに限らず、成人でも同じです。

【石川医院通信 2015年3月・4月号より】

寒くなりました。寒暖の差は、予想外の悪さをします。まず、忘年会、新年会など外でお酒を飲むときは、酔っ払った状態で寒空にでると脳卒中や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。お開きの時間から逆算して、酒をさましてから帰宅するような飲み方に徹しましょう。

お部屋の加湿は十分でしょうか?夜寝るとき、長時間同じ室内で作業をするとき、乾燥対策を十分に練ってください。

受験生は、追い込みの時期になります。夜更かしは、一生懸命勉強したつもりでも能率があがらないものです。一定の睡眠時間を確保して、「病気で受験できなかった」ということにならないようにしてください。

【石川医院通信 2015年1月・2月号より】

1)インフルエンザの流行が始まります。登園・登校停止の基準は、以前よりも長期間に変更になりました。また、発熱したその日は日数に含めないなど、決まりも厳しくなりました。予めご承知おきください。

2)寒くなります。高齢者は特に、入浴の方法などに注意してください。

3)最近読んだ雑誌に、アップルの創業者・故スティーブ・ジョブズ氏は、自分の子どもたちにiPadを使わせなかったという記事が出ていました。彼に限らず、IT関連企業の職員にとっては、「高校生になるまでスマホ禁止」、「学校でコンピュータを使う年齢になったら、親が見ているリビングでパソコンを使用することは許すが、時間を制限する」などは常識だそうです。つまり、それだけ有害ということのようです。故ジョブス氏は、毎晩キッチンで子どもたちに本や歴史の話をして団欒する時間をとても大事にしていたそうです。勿論、テレビやパソコン抜きで・・。  

【石川医院通信 2014年11月・12月号より】

1) 当院では、毎週水曜日午後に乳幼児健診を予約制で実施していて、健診後に専門の栄養士による栄養相談を行っています。健診を受けない子どもさんでも、予約で栄養相談だけ受けることができます。授乳について、離乳食の進め方について、アレルギー食について・・など、お困りでしたら予約してください。

2) 就学前の子どもさんで発達などに心配がある場合、板橋区では5歳児診察を実施しています。当院でもこれを予約制で実施していますので、ご希望がある場合には受付でご相談ください。なお、事前に記載していただく書類があります(保育園や幼稚園にも置いてあります)。

【石川医院通信 2014年9月・10月号より】

1) お子さまの就学を前にして心配なことがある場合、板橋区では5歳児診察という制度があります。当院でも完全予約制で行っています。(事前に家庭で記載していただく質問票があります。幼稚園や保育園にも置いてあります。)

2) 成人健診(基本健診)が始まりました。「運動の必要性」を医師に指摘される方も多いと思いますが、肥満の度合いや検査結果によっては「自己判断での運動」で体調を崩すことにもなりかねません。どの程度の運動が可能か・・・、医師など専門家の指導を受けるようにしましょう。

3) 最近、小児くる病(骨が弱くなる)が話題になっています。乳児では、混合栄養や完全母乳の子どもさんで、離乳食がすすまない場合には医師にご相談ください。また、おとなと同じメニューの食事をするようになってからは、きのこや魚など、ビタミンDを多く含むものを摂るようにしましょう。日光を全く浴びないのも、くる病の原因になります。詳細は、医師にお尋ねください。

【石川医院通信 2014年7月・8月号より】

☆新年度になりました。新しい環境に入ることになった方は、多いのではないでしょうか?この時期には、「だるさ」や「朝起きが悪い」などの理由で、決まった時間に登園・登校、出勤ができない…という悩みが多くなります。本人は決して怠けているわけではないのに…というとき、一人で悩まないで、専門家(医師や行政の相談窓口など)に相談するようにしてください。

☆さまざまな病気で複数の医療機関を受診している方はいませんか?アチコチの医療機関でお薬の処方を受けている場合には、飲み合わせに注意が必要です。処方内容を書いたシールを必ずお薬手帳にはり、それを受診した先の医師や、薬局の窓口で見せるようにしてください。副作用を予防するためにも、ご協力をお願いいたします。

【石川医院通信 2014年5月・6月号より】

☆小児肺炎球菌(プレベナー)のワクチンが7価から13価に変わったことを受けて、すでに7価で接種を終えた子どもさんも、新しいワクチン接種を1回追加することができます。4歳未満の場合には、この追加は自費ですが、4歳以上5歳未満の子どもさんで、すべてを自費で接種し終えている場合には、定められた条件を満たしていれば追加接種を公費補助でうけることができます。

☆予防接種の仕方は、この数年で随分変わりました。接種スケジュールなど不明な方は、接種を受けた医療機関で相談するようにしてください。

☆今年小学校に入学する皆さん!!麻疹・風疹の予防接種は済んでいますか?小学校に入学する皆さんの麻疹・風疹(MR)ワクチン接種(定期接種、公費補助のため無料)は、3月31日までです。早めに受けましょう!!

【石川医院通信 2014年3月・4月号より】

☆寒くなりました。寒暖の差は、予想外の悪さをします。まず、忘年会、新年会など外でお酒を飲むときは、酔っ払った状態で寒空にでると脳卒中や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。お開きの時間から逆算して、酒をさましてから帰宅するような飲み方に徹しましょう。

☆お部屋の加湿は十分でしょうか?夜寝るとき、長時間同じ室内で作業をするとき、乾燥対策を十分に練ってください。

☆受験生は、追い込みの時期になります。夜更かしは、一生懸命勉強したつもりでも能率があがらないものです。一定の睡眠時間を確保して、「病気で受験できなかった」ということにならないようにしてください。

来年1年が、皆様にとって良い年でありますように!!

【石川医院通信 2014年1月・2月号より】

小児肺炎球菌(プレベナー)のワクチンが、11月1日から変わります。これまでは7価ワクチンでしたが、今後は13価ワクチンとなり、カバーできる肺炎球菌が増えます。すでに接種を終えた子どもさんも、自費で新しいワクチン接種を1回追加することができます。

インフルエンザの流行が始まります。登園・登校停止の基準は昨年から、これまでよりも長期間に変更になりました。また、発熱したその日は日数に含めないなど、決まりも厳しくなりました。予めご承知おきください。

寒くなります。高齢者は特に、入浴の方法などに注意してください。

【石川医院通信 2013年11月・12月号より】

予防接種で来院される場合のお願いです!!
予防接種は、問診表の確認、体温測定など接種前の準備と、接種後の経過観察や説明があります。保護者の方が思っている以上に時間がかかりますので、受付終了間際ではなく30分程度の余裕を持って、午前中の場合には12時ころまでに、午後の場合には午後6時30分ころまでに受け付けを済ませていただきたいと思います。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

【石川医院通信 2013年9月・10月号より】

糖尿病の指標の1つであるHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の表記が、国際標準化に伴い変わりました。これまではJDSという表記を用いていましたが、2013年4月1日からはNGSPを用いています。
JDSの数字に、おおざっぱに0.4を加えた数字がNGSPになりますが、微妙に異なることもありますので、医師の説明をよく聞くようにしてください。
子宮頚がん予防ワクチンの接種は、6月14日の厚生労働省の発表で接種勧奨がさし控えられています。厚生労働省のホームページに関連情報があります。定期予防接種の年齢の方は、板橋区保健所にお問い合わせください。

【石川医院通信 2013年7月・8月号より】

子どもさんが集団生活にうまく適応できなかったり、落ち着きがないなどの悩みがありませんか?悩まずに、子どもさんを連れて受診し、ご相談ください。専門的な対応を必要とする場合があります。
最近、サプリメントや健康食品の事故が増えています。特に「ノニ」(別名、インディアン・マルベリー、ヤエヤマアオキ、モリンダ・・・)は、ジュースなどの形で販売されていることが多いようです。
副作用については不明で、妊娠中に摂取してはいけません。母乳授乳についての安全性も不明です。多量のカリウムを含み、腎臓の悪い方には有害です。肝毒性もあるといわれています。これに限らず、健康食品やサプリメントの摂りすぎや、医師が処方している薬との併用で副作用が出やすくなる場合がありますから、かかりつけ医に相談するようにしましょう。

【石川医院通信 2013年5月・6月号より】

最近、学会発表を聞いていて驚いたことがあります。それは、小児のビタミンD欠乏性くる病がこれまでより多くみられる・・ということです。食事中のビタミンDが不足したり、日光にあたる時間が短かったりすることが原因になります。東日本大震災以後、放射能の心配などで農作物を食べるのを控えたり、屋内ばかりで遊ばせたりということが原因だったようで、成長が阻害されたり骨がもろくなったりします。
同じことは、アレルギーにおける食事制限でもいえます。特定の栄養素を長期に渡って摂取制限すると思わぬ健康障害がでますから、自己流での制限はしないようにしましょう。こどもに限らず、成人でも同じです。

【石川医院通信 2013年3月・4月号より】

子どもの目薬で苦労することはないですか?
目薬をさす時は、まず子どもを仰向けに横たえます。閉じた瞼の上を濡らしたコットンかガーゼで目じりから目頭に向けて拭いて目ヤニをとり点眼します。目を開けることが難しい子は、無理に目を開けようとせず、目を閉じた上から2滴たらして、その後、目を開けてもらいます。
さて、感染症の登園・登校基準が変わりました。特に、インフルエンザは従来よりも長くお休みしなければなりません。流行を防ぐための基準です。成人もこれに準じて仕事を休むようになります。インフルエンザにかからないように、手洗い・うがいを励行し、予防接種を積極的に行うようにしましょう。

【石川医院通信 2013年1月・2月号より】

先月もお知らせしましたが、感染症の登園・登校基準が変わりました。特に、インフルエンザは従来よりも長くお休みしなければなりません。流行を防ぐための基準です。成人もこれに準じて仕事を休むようになります。インフルエンザにかからないように、手洗い・うがいを励行し、予防接種を積極的に行うようにしましょう。

【石川医院通信 2012年11月・12月号より】

【板橋区の登園・登校許可基準】
保育園(託児所)・幼稚園・学校など集団生活をする場では、感染症の拡大を防ぐために、学校保健安全法施行規則第18条に決められた病気と診断された場合には、医師の許可があるまで集団生活に入ってはいけないと定められています。そして同法第19条に、具体的な出席停止期間が記載されていて学校では通常の欠席とは別の扱いをします。
本年、これらが改訂されました。18条では、一部地域で流行があったため第2種疾病(飛沫感染をする感染症で、児童生徒の罹患が多く、学校での流行の可能性の高いもの)に髄膜炎菌性髄膜炎が加えられました。

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【石川医院通信 2012年9月・10月号より】

最近の新しいいくつかの情報をお届けします。
<登校・登園許可基準について>
厚生労働省や文部科学省が、学校・保育園・幼稚園などにおける伝染性疾患の登校・登園停止期間の見直しをしました。これを受けて、板橋区でも以下の病気について変更になります。(学校はすでに変更になりました)
(1)おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、(2)インフルエンザ、(3)百日咳、(4)髄膜炎菌性髄膜炎などです。特に、インフルエンザは登校・登園停止期間が長くなりました。

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【石川医院通信 2012年7月・8月号より】

新しい年度がはじまってやっと1か月余り。皆さん、体調はいかがですか?
ゴールデンウィークが終わると、しばらく連休がないので、おとなも子どもも息抜きができなくなります。「つかれたな・・」と思ったら、あるいは子どもさんが疲れているように見えたら、「休息の時間を作る」ようにしましょう。スケジュールを詰めすぎたり、ストレスがかかったまま息抜きをしないでいると、体が悲鳴をあげて、動けなくなってしまいます!!

【石川医院通信 2012年5月・6月号より】

今回は、予防接種のことを皆さんにご案内しました。
>>詳しく見る(耳より情報へ)
石川医院では、3月から完全予約制でロタウイルスワクチンの接種も始めます。詳細は、直接医院にお問い合わせください。

さて話は変わりますが、ランニングブームが続いています。マラソンの救護に出ると、練習不足、無理な走りでの事故が絶えないことに気づかされます。今年の東京マラソンでラニングドクターとして走りながら救護しましたが、救護テントで「リタイアするよう」勧められたのを振り切って走り出した人が倒れ、たまたま通りがかった私が救急車を呼ぶ事態になりました。

【石川医院通信 2012年3月・4月号より】

年末・年始は忙しいですね。日常のちょっとしたことにも気が回らなくなります。周囲の人や子どもさんにも、ついきつい口調になりますが、気持ちが荒れると胃腸の調子を悪くする原因にもなります。イライラすることがあったら、気分転換に努めるようにしましょう。
忙しいと自分の食事もおろそかになります。食事のバランスを崩すと、やる気がなくなったり怒りっぽくなったりします。タンパク質(肉、魚、豆など)や炭水化物(穀類など)、果物、野菜、乳製品をきちんと摂っているかどうか、振り返ってみてください。
皆さんが元気で新しい年を迎えられますようお祈りいたします。

【石川医院通信 2012年1・2月号より】

そろそろ木枯らしの季節??
インフルエンザを含む予防接種の時期になります。予防接種は、その病気にかかりにくくし、合併症を防ぐことを目的としています(病気にかからないことを保障するものではありません)。当院では、冬の混雑緩和のため、不定期に昼休みなどを利用した予約予防接種を行っています。11月以後の日程は、11月9日(水)、11月16日(水)、11月19日(土)、11月26日(土)で、時間はいずれも13時〜14時です。予防接種の詳細は、医師にご相談ください。

【石川医院通信 2011年11・12月号より】

日本では、平成20年度から成人が受ける健康診査が大きく変わりました。個別の病気の早期発見・早期治療を目的とした「基本健診」から、メタボリックシンドローム(以下メタボ)に重点をおいた生活習慣病予防を目的とする「特定健診」になったのです。。

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【石川医院通信 2011年9・10月号より】

今年の夏は節電ブームですが、専門家はこれによる熱中症に注目しています。
高齢者や小さい子の熱中症以外に、10歳代はスポーツ熱中症、20歳代以上は職場での熱中症が多いと云われています。熱中症は、まだ暑さ馴れしていない6月や7月にも起こることが知られており、時間帯では、午前10時前後と午後3時前後の2つの発生ピークがあります。

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【石川医院通信 2011年7・8月号より】

震災から1ヶ月あまりが過ぎました。
被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
被災地から遠く離れて住む方にとっても、何となく落ち着かない毎日ではないでしょうか?心なしか、例年の春よりも風邪の方やインフルエンザの子どもさんが多いように思います。冬の時期に限らず、いつでも「手洗い、うがい」や「規則正しい生活」は病気予防に大事ですので、行うようにしてください。

【石川医院通信 2011年5・6月号より】

学校も会社も、新しい年度を迎えます!!
張り切って「やるぞ!!」という気持ちになりますが、毎日全力投球では疲れてしまいます。自分なりの息抜きを、見つけましょう。
私は、失敗した時やイヤなことがあった時、「世の中、悪いことばかりは続かない」と思うことにしています。
そして、物事が首尾よく運んだ時は、自分にご褒美をあげてもよいでのはないでしょうか?

【石川医院通信 2011年3・4月号より】

寒くなりました。インフルエンザ、胃腸炎などの流行も始まりました。いずれの病気も、基本は「うがい」と「手洗い」です。昨年のインフルエンザ流行時期に胃腸炎が少なかったのは、この予防が役立ったといわれています。
冬は、おいしいものがたくさんありますね。食べすぎないようにしてください。
暴飲暴食は病気の元ですし、「メタボな人にとっては体重増加が怖い!!」ことになります。もし、体重が増えてしまったら、3日間で戻す努力をしてください。
最後に、インフルエンザなどの伝染しやすい病気にかかったら、学校や仕事は休んでください。無理に出社(登園、登校)すると悪化することがあります。
また、周囲の人に伝染して大流行の原因になりかねません。

【石川医院通信 2011年1・2月号より】

新しい予防接種が次々とニュースで話題になっていますね・・。

予防接種についてわからないことがあったら、医師に相談しましょう!!

>>詳しく見る(耳より情報へ)

【石川医院通信 2010年9・10月号より】

夏が近づいてきました。病気の種類によっては、学校のプールをどうするか・・などという相談があります。不明な点は、受診時におたずねください。
さて、子どもさんがプールでゴーグルをするのを制限することがありますね・・。
あれは、きつくゴーグルをすることで眼球を圧迫して異常をきたすことがあるからなのです。おとなのように、ベルトをきつくして目に吸いつくようにゴーグルをかけるのは、ある程度の年齢になるまで止めてくださいね・・・。 <m(__)m>

【石川医院通信 2010年7・8月号より】

今年は、例年にない「寒い春」になりました。おとなも子供も、体調がくずれやすいですね。睡眠を十分にとって、疲労をためないようにしましょう。
気候が不順になると、季節はずれの病気が流行します。「手洗い」や「うがい」は、どの病気についても基本的な予防対策ですから、習慣化するようにしましょう。疾病別の食事の注意、健康のための運動の仕方・・・など、わからないことは医師にお尋ねください。

【石川医院通信 2010年5・6月号より】

3月・4月は年度替りの時期で、いろいろな行事があります。同時に予防接種など子どもさんに必要な事項についても、変更が発表になったりします。板橋区の広報やホームページをチェックするようにしましょう。ポリオの接種は、2回済んでいますか?麻疹風疹混合ワクチンや、日本脳炎の接種はどうでしょう?母子手帳を確認してくださいね。 おとなの方は、気分を新たにして自分の生活習慣を見直し、メタボなどの指摘を受けないように、改善すべきことは改善してください(もちろん、今のままで十分OKな方もたくさんいらっしゃると思います)。 ご不明な点は、受診の際にでもお尋ねください。

【石川医院通信 2010年3・4月号より】

新型インフルエンザの流行は、全国的に12月初旬から減少傾向です。しかし、流行の第2波があると云われており、注意が必要です。また、年明けからは季節性インフルエンザの流行が心配です。年末年始は、人ごみに出る機会が多くなります。予防のポイントは、『予防接種』、『手洗い・うがいの励行』と『咳エチケット』です。外から帰ったら玄関で上着やコートを脱ぎ、手洗いとうがいを行う習慣を身につけましょう。外出時にはマスクを着用しましょう。(マスクは、毎日新しい物に交換しましょう)
小さい子どもさんのいる方は、インフルエンザの予防接種がすんだら、日本脳炎も含めて他の予防接種にも目を向けてくださいね・・・。   <m(__)m>

【石川医院通信 2010年1・2月号より】

新型・季節性ともに、インフルエンザ流行が心配です。予防のポイントは、『手洗い・うがいの励行』と『咳エチケット』です。外から帰ったら玄関で上着やコートを脱ぎ、手洗いとうがいを行う習慣を身につけましょう。手洗いは石鹸を十分に泡立て、指の間や手首までしっかり15〜20秒洗うと有効と言われています。流水で洗えない場合には、手指に擦りこむタイプのアルコール消毒剤も有効です。
外出時にはマスクを着用しましょう(マスクは1日1回は交換しましょう)。人が多く集まる所への外出や、旅行の計画は自重してください。疲労している時も、病気がうつりやすくなります。体を休めるようにしましょう。食事や睡眠を規則的にとるよう、努めていただければと思います。

【石川医院通信 2009年11・12月号より】

メタボリック・シンドローム(略してメタボ)ってご存じですか?
健康診断でウエストサイズを測られたり、「生活習慣」について、うるさく尋ねられたりした経験がある方もいるでしょう。
メタボな人は、健康な人よりも心筋梗塞や脳卒中の発症率が高いことから、生活習慣を改善することで病気を防いでいただこう・・ということなのです。一説によると、ウエストサイズが太くてリスクが3つある場合には、健康な人に比べて心筋梗塞や脳卒中の発症率は31倍も高いそうです。
生活習慣改善のためには、食事と運動の両方をコントロールすることがよいのですが、今回は特に食事の改善について書いてみようと思います。
ご不明な点などは、受診の際に医師にお尋ねください。

【石川医院通信 2009年9・10月号より】

当院のホームページが、4月にリニューアルしました。携帯(電話)版もあります。一度、のぞいてみてください。間違いなどに気付かれましたら、教えていただけると幸いです。
梅雨の時期は、1年中で一番食中毒が多い季節です。お惣菜などは、日持ちさせないようにしましょう。「ちょっと古いかも・・」と思ったら、食べないようにしましょう。
さて、日本脳炎の予防接種が始まります。該当するこどもさんには、自治体から文書が郵送されますので、よくお読みください。ヒブワクチン(インフルエンザ菌b型ワクチン)は、予約制の予防接種となります。ご希望の方は、一度説明を聞きに御来院ください。なお、予約から入荷まで数ヶ月を要する場合があります。

【石川医院通信 2009年7・8月号より】

当院のホームページを、リニューアルしました。携帯(電話)版もあります。
一度、のぞいてみてください。間違いなどに気付かれましたら、教えていただけると幸いです。
さて、最近Hib(ヒブ、インフルエンザ菌b型)ワクチンが話題になっています。インフルエンザ菌は細菌であって、インフルエンザウイルスとは違います。主に2歳以下の子どもさんに接種し、初回接種の月齢によって接種回数に差があります。また、ほかの予防接種と同時接種が可能ですが、ワクチンを混合することはありませんので、2回注射をすることにかわりはありません。
予約制の予防接種となります。ご希望の方は、一度説明を聞きに御来院ください。なお、予約から入荷まで数ヶ月を要する場合があります。

【石川医院通信 2009年5・6月号より】

3月下旬になってもインフルエンザB型が流行しています。ご注意下さい。
さて、Hib(ヒブ、インフルエンザ菌b型)ワクチンというのをご存知ですか?インフルエンザ菌は細菌であって、インフルエンザウイルスとは違います。小さい子どもさんの、急性喉頭蓋炎(クループ症候群)や細菌性髄膜炎などの病気を起こすことで知られており、重症化することからワクチンが作られました。 14年くらい前からさまざまな国で接種されていますが、日本でも昨年12月に認可されました。
主に2歳以下の子どもさんに接種し、初回接種の月齢によって接種回数に差があります。また、ほかの予防接種と同時接種が可能です。ワクチンを混合することはありませんので、2回注射をすることにかわりはありません。
予約制の予防接種となります。ご希望の方は、一度説明を聞きに来院していただければ幸いです。( 4月初旬現在で1〜2ヶ月待ちです。)

【石川医院通信 2009年3・4月号より】

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